いろいろな、予備校・塾を訪問してきたら、家族も交え、いろいろなところを多角的に検討しましょう。そのさい、メモしてきたことや巻末のチェックシートが役に立ちます。いいとおもったところをいくつかに絞りこみ、「行かない」と決めたところは、リストからスッパリはずしましょう。リストからはずしたところには、面倒かもしれませんが、一本電話を入れておくといいでしょう。相手も期待しているかもしれませんし、また、入学を確認するために、むこうから何度も電話がかかってくるかもしれません。簡単でいいから、「他の予備校(塾)に決めました」などと、担当者に連絡しておきましょう。担当者がいなければ、「××さんに伝言しておいてください」でかまいません。絞りこめたら、自分にいちばん適したと思われるところを選びましょう。講座が始まるまえに、ガイダンス(説明会)などもあるので、それに間に合うよう決断します。もし、望んだところがなければ、ふたたび最初からやりなおしです。見落としていた予備校・塾などはないか、手をつくしてさがしてみます。
自衛隊の国連平和維持活動に参加することに関連して、PKOやPKFとはどんなことか、何の略称かなどが出題されている。このような時事問題は今年(99年春)の入試には、以前にもましてよく出題されるようになったことが、入試問題をよく調べるとわかる。時事問題が解けるような子どもは、考え方がかなり大人っぽい。自分の身の回りのことしか興味のない、子どもっぽい子は、このような時事問題に全く歯がたたないことは明らかであろう。ミーイズムではなく他人のことや他人の気持ちを考える余裕があれば、社会の動きに対しても自然に関心を持つようになり、たとえ小学生であっても高学年なら、PKOやバルト三国やコソボの難民のことなどを知っているはずだ。
自己開示のほかに、勉強に有益な考え方として「自己提示」(selfpresentation)というものもあります。これは、ありのままの自分ではなく、他人や世の中とのかかわりのなかで、自分が望まれている人格や能力を備えているという印象を相手に与えることです。だから、ときには自分自身を演出する必要もあります。たとえば、相手のご機嫌をとる場合や、相手に気にいられるような態度をとる場合もあります。相手の意見に同調することで、好ましい人物としての自分を演出したりするわけです。人は総じて好みや発想、考え方、信念などにおいて、類似した仲間を求めようとするものです。相手に無理に同調してストレスが溜るのでは勉強どころではありませんが、同調によって相手から新たな啓発を受けるのなら、歓迎すべきことと思っていいのです。もちろん、いつどんなきっかけで相手との関係が切れるかわかりませんが、勉強は相手の能力や知識を利用するほうが明らかに有利なのです注意していただきたいことは、自分を演出する場合、どのような自分を相手に見せるか考慮が必要だということです。これは相手を欺くのではなく、知的交流を円滑にするうえで大切な能力であり、最低限の大人の才覚として身に備えてほしいと思います。
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